梶谷、井納流出から見るベイスターズの経営方針
みなさん、こんにちは。
今回からベイスターズのことについて書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。
記念すべき第1回目は、梶谷選手と井納選手が流出してしまった意味合いと、そこからベイスターズの経営方針についてざっくばらんに考察していきたいと思います。
先日の梶谷選手と井納選手のFA移籍には、二つの大きな謎があると思います。
一つ目の大きな謎は、生涯横浜を明言した梶谷選手がなぜ巨人への移籍を決断したのかということです。
この謎の答えとしては、巨人が破格の提示をしたことと、それに対してベイスターズの球団側がマネーゲームに応じなかったことが考えられます。
それでは、なぜベイスターズはマネーゲームに応じなかったのでしょうか?
これが二つ目の大きな謎です。
この謎を答えるカギは、これまでのベイスターズの各選手の契約更改にあると思います。
今年のベイスターズの各選手の契約更改は、”コロナの年であるのに”例年通りかやや優しめのものでした。
例えば、乙坂選手は打率2割8厘、1本塁打、7打点で100万円アップで3300万円、上茶谷選手は2勝3敗、防御率4・17で現状維持の4300万円でした。
これらは、コロナの年ということを考えると、他球団ではまずありえない提示だと思います。
と、ここで梶谷選手と井納選手の話に戻ります。
コロナの年で収益が落ち込んでいるのにも関わらず例年通りの契約更改、そしてFA交渉でマネーゲームに応じない…
これらは一本の線で話がつながっているように思いませんか?
ベイスターズがなぜマネーゲームに応じなかったのか、それは来年もベイスターズに残る選手の契約更改を大切に考えたからだと思います。
もしベイスターズがマネーゲームに応じていたら、活躍した選手は微増、活躍しなかった選手は大幅減という事態になっていたかもしれません。
これを回避する策として球団は、マネーゲームに応じなかったと考えられます。
このように考えると、梶谷選手と井納選手を引き留めることができなかった球団も、より良い条件を求めて移籍を決断した梶谷選手や井納選手も、批判することはできないと個人的に思っています。(梶谷選手や井納選手が横浜戦で大暴れするのは困りますが…)
今回の話は以上になります。
いかがだったでしょうか。
次回は、今年の一連の契約更改から横浜と中日の経営方針の違いについて考察をしていきたいと思います。