ベイスターズを感じる

ベイスターズについて感じたままを書いています。

2021年のベイスターズコーチ陣と三浦監督の目指す野球について

新年あけましておめでとうございます。

今回は、ベイスターズの1軍コーチ陣について書きたいと思います。

 

2021年のベイスターズの1軍コーチ陣は、

ヘッドコーチ:青山道雄(留任)

打撃コーチ:坪井智哉(留任)

打撃コーチ:嶋村一輝

投手コーチ:木塚敦志(留任)

投手コーチ:川村丈夫(留任)

内野守備走塁コーチ:永池恭男(留任)

外野守備走塁コーチ:小池正晃

バッテリーコーチ:新沼慎二

ブルペン担当バッテリーコーチ:藤田和男

巡回打撃コーチ:田代富雄

となりました。

 

特徴としては、昨年からの留任が多いことが挙げられると思います。

また、藤田コーチや田代コーチは、1軍コーチの中での配置転換なので、

10人中7人がラミレス政権から引き続き1軍コーチとなります。

 

ラミレス政権のほとんどの期間でヘッドコーチを務めた青山コーチや、ラミレス政権を通してコーチを務めた坪井コーチ、木塚コーチも留任となりました。

このことから、ラミレス政権の核となったコーチ陣が残っているということが言えると思います。

 

しかし三浦監督が目指す野球の方向性は、ラミレス前監督が行った野球の方向性と真逆のものだと思います。

ラミレス前監督は基本的に、投手に関しては先発を早い回で降ろして中継ぎをつぎ込み、野手に関しては小技や機動力を重視しない采配を行っていたと思いますが、

三浦監督はそれとは真逆の野球を目指しているように感じます。

 

理由としては、投手コーチや2軍監督時代の采配が挙げられます。

まずは投手コーチ時代の采配についてです。

三浦監督が投手コーチであった時、先発にできるだけ長い回を投げさせ、中継ぎの負担を減らすような投手運用を行っていました。

この投手運用は、それまでラミレス監督(当時)が行っていたものとは異なるものでした。

当時の野球中継を見て、ラミレス監督(当時)と三浦投手コーチ(当時)のちぐはぐ感を感じていた人もいたと思います。

次に2軍監督時代の采配についてです。

三浦監督が2軍監督であった去年、2軍での犠打や盗塁の数がかなり多かったです。

2020年のファームの犠打数57はリーグ1位、盗塁数65もリーグ1位の数字でした。

2軍の性質上、球団として犠打や盗塁ができる選手を育成しようという意図があったとも考えられますが、

2019年の犠打数が62(リーグ5位)、盗塁数が71(リーグ6位)であり、2018年の犠打数が58(リーグ6位)、盗塁数が77(リーグ5位)であることを考えると、

球団としての継続した意図は感じられませんし、

三浦2軍監督の影響でこの犠打数・盗塁数になったと考えられます。

 

これらのことをまとめると、三浦監督の目指す野球とは、投手に関しては先発をできるだけ引っ張り中継ぎを温存し、野手に関しては小技や機動力を重視するものだと考えられます。

 

この三浦監督が目指す野球と、ラミレス政権の核となったコーチ陣がこれまで行ってきた野球との乖離があるのは事実なのかなと思います。

 

コーチの役割としては、選手の育成もあると思いますが、その一方で采配に対しても一定の影響力を持っていると思います。

監督とコーチの野球の方向性の乖離がどう作用していくのか、これは今年の三浦ベイスターズを見る上で楽しみな点の1つなのかなと思います。

 

news.yahoo.co.jp

 

上の記事は、三浦監督の監督就任時のインタビューですが、

三浦監督自身は采配について、柔軟に考えていこうとしています。

 

三浦監督の目指す野球と、ラミレス前監督がこれまで行ってきた野球の良い部分を組み合わせたような采配をしてくれたら良いなと思います。

 

 

今回は以上です。

次回は、投球数の観点から昨年のベイスターズの投手運用についてまとめていきたいと思います。

お楽しみに。

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