大量9選手入れ替え、士気が上がらないチームに光明か
4勝18敗4分(4月24日終了時点)。
ここまで負けがこむとはシーズン開幕時には思いませんでした。
外国人の入国遅れ、外国人の昇格のタイミングなど、球団、首脳陣ともにミス続きだったことも、この状況を作り出した要因の1つですが、
選手の士気、モチベーションの低さもこの状況を作り出した大きな要因だと思います。
佐野、宮崎を中心に中軸の得点圏打率は低く、士気、モチベーションの低さがもろに表れていると思います。
士気、モチベーションの低さ。
チャンスでも簡単にアウトになり、守備では簡単にエラーをする。
三浦監督は選手に甘く、選手がダレていると思うファンの人が多いように思いますが、個人的にはどちらかと言うと選手側のやる気の影響が大きいように思います。
ではなぜやる気が低いのか、それは去年とは全く違う野球を強いられて、選手側からすると「去年はこうだったのに…」とモヤモヤを抱えたままに戦っているからだと思います。
この前向きに戦っていけないモヤモヤが選手の精彩を欠いたプレーに繋がっていると思います。
去年との違いに苦しむ。
牧など去年までチームにいなかった選手はしっかりと戦いに集中できている現状。
ファンが思っている以上にラミレス前監督の考えがチームに浸透していたし、その考えを中心にチームが1つにまとまっていたということなのかもしれません。
そして三浦監督が新たな考えを持ち込んだことによる混乱。
一時的な混乱なのかもしれませんが、それがチームの勝敗に与える影響は計り知れないものがあったと思います。
そして今日の大量9選手入れ替え。
登録された選手は、国吉、中川、高城、乙坂。
抹消された選手は、上茶谷、櫻井、風張、山本、関根。
注目すべきは、野手の入れ替え。
ここには、チームの空気を変える目的があるように思います。
外国人が続々と復帰し、”戦力的には”勝利に近づいていっている中で、勝利をするための最後のピースは選手の士気、モチベーションを上げること。
連敗続きで上がらない士気を、選手を入れ替え、チームの空気を一新して立て直す。
選手が抱えるモヤモヤを吹き飛ばす、そのような目的がこの大量入れ替えの目的だったのではと思います。
どのような形であれ、チームが1つになり、少しでも戦いに集中できるようになればもっと勝てるようになると思います。
三浦ベイスターズ、なんとか頑張って欲しいですね。
今回は以上です。