不思議な有吉優樹の投球
今日の試合では、有吉選手が移籍後初先発しました。
結果は、
6.2回96球8被安打3奪三振0四球2失点
でした。
8被安打ということで、打ち込まれましたが、その割には投球数を抑えることができ、さらに失点も2点に抑えることができていたことが印象的でした。
打たれて取るというようなピッチングで、積極的に打者が打っていく中でいつの間にかアウトが取れていて、その結果投球数を抑えることができていたと思います。
投球数を抑えることができた理由には、低い奪三振率と低い四球率があると思います。
空振りを奪うための球がないことで、三振を奪えない代わりに四球リスクが下がっていると思います。
この低い奪三振率と低い四球率は、ベイスターズの投手陣の一つの流れなのかなと思っていて、
過去の投稿の通り、中継ぎ投手限定ですが、今年から低い奪三振率と低い四球率の傾向が見られていました。
先発投手では、有吉選手が初めての低い奪三振率と低い四球率の特徴が出た選手だと思います。
三浦監督の先発には長い回を投げて欲しいという理想を体現したような選手なので、これから先発するところをよく見ることになるのかなと思います。
打たれているのに気づいたら少ない失点に抑えていて、長いイニングを投げている、そんな不思議な投球をする有吉選手。
ベイスターズの先発の中では特殊な選手なので、面白いと思います。
これからも頑張って欲しいと思います。