外国人野手を欠いたベイスターズの一塁手について
今回は、野手について書きたいと思います。
キャッチャー:戸柱(71試合先発)
ファースト:ロペス(75試合先発)→退団
セカンド:ソト(58試合先発)→キャンプ不参加
サード:宮崎(111試合先発)
ショート:倉本(49試合先発)
レフト:佐野(105試合先発)
センター:梶谷(91試合先発)→移籍
ライト:オースティン(61試合先発)→キャンプ不参加
上は去年の各ポジションで一番多く先発した選手を示したものです。
このうちロペス選手や梶谷選手は退団、もしくは移籍し、ソト選手やオースティン選手はキャンプ不参加となりました。
今の現状では、ソト選手とオースティン選手はキャンプ不参加という状態ですが、日本入国の目途が立っていないということで、開幕に間に合うかも不透明な状況です。
つまり、去年の主力選手の4人を欠いた状態で開幕を迎える可能性が高いと言えると思います。
これは、かなり由々しき事態だと思います。
去年の主力4人が抜けた状態で戦うシーズン序盤は、野手の面でかなり苦戦してしまうのではないかと思います。
中でもかなり不安なポジションはファーストです。
去年のベイスターズは、ロペス選手が75試合、ソト選手が38試合、それぞれファーストとして先発しましたが、それに続く選手が4試合の中井選手、2試合の山下選手、1試合のオースティン選手と、去年の実績上、日本人選手のファーストはかなり手薄な状況にあると言えると思います。
ファームでもこの傾向は同様で、ファームでファーストとして先発した選手は飛雄馬選手、百瀬選手、デラロサ選手、石川選手が基本線で、ファームでも手薄感は否めません。
もしソト選手やオースティン選手の入国が遅れた場合、去年の実績から考えると、シーズン序盤は中井選手や山下選手でファーストを回さざるを得なくなります。
この解決策として考えられるのは、誰かをファーストへコンバートすること。
キャンプはコンバートを行う良い機会だと思うので、誰かしらのコンバートはあるのではないかと思います。
予想は、一軍でファーストを守った経験がある佐野選手や、田中俊太選手が可能性として高いのかなと思います。
外国人野手の入国が不安視される今年のキャンプでは、誰がどのポジションを守るのかを見ると、これまで以上に面白くキャンプを見ることができるかなと思います。
今回は以上です。
次回は、外野手について書きたいと思います。