ベイスターズを感じる

ベイスターズについて感じたままを書いています。

投球数から見るベイスターズの投手運用(他球団との比較編)

 今回は、投球数という観点から、ベイスターズの投手運用について考察していきたいと思います。

また今回は、他球団の比較からベイスターズの投手運用の特徴について見ていこうと思います。

 

  先発 中継ぎ
  投球数 投球数 登板数
巨人 11,115 6,465 417
阪神 11,236 5,968 357
中日 10,999 6,488 368
横浜 10,355 7,233 428
広島 11,842 6,773 382
ヤクルト 10,487 7,965 419

上のグラフは、2020年シーズンのセリーグ6球団の投球数についてまとめたものです。

各球団の先発投球数や中継ぎ投球数、中継ぎ登板数のすべての数字を集めました。

またこのデータの入力はすべて手動で行ったので、本当のデータとは少し誤差があるかもしれませんが、(データ修正中)

ある程度の傾向を測るものとして見ていただければと思います。

 

まずはそれぞれの数値について順位付けをし、ベイスターズの投手運用がリーグ全体からどのようなものだったのか、見ていきたいと思います。

 

  先発 中継ぎ
  投球数 投球数 登板数
1位 広島 ヤクルト 横浜
2位 阪神 横浜 ヤクルト
3位 巨人 広島 巨人
4位 中日 中日 広島
5位 ヤクルト 巨人 中日
6位 横浜 阪神 阪神

 ベイスターズの先発投球数はリーグ6位、中継ぎ投球数はリーグ2位、中継ぎ登板数はリーグ1位となりました。

昨年のベイスターズの投手運用は、リーグ全体から見ると、先発を温存し、中継ぎを多用する運用であったということが言えると思います。

この傾向は、ラミレス政権を通して現れていた傾向だと思うのですが、

今年三浦監督に代わって、この傾向がどのように変化するのか、楽しみです。

 

 

今回、投球数の集計をしてみて、各球団それぞれに特色が出ていて面白いなと思いました。

他球団を見てみると、ヤクルトスワローズが横浜と同様な傾向を示していると思います。

ヤクルトは、先発投球数がリーグ5位、中継ぎ投球数がリーグ1位、中継ぎ登板数がリーグ2位でした。

一時期ラミレス前監督のヤクルト入りが噂されていましたが、

高津監督と采配の色がかなり似ているので、全く可能性がないことではなかったのかなと思いました。

 

横浜とは対照的な投手運用をするチームに阪神が挙げられます。

阪神は、先発投球数がリーグ2位、中継ぎ投球数と中継ぎ登板数がともにリーグ6位と、

先発にできるだけ投げさせて、中継ぎの負担をできるだけ少なくする運用をしていたことが示されています。

三浦監督の下でのベイスターズの投手運用は、去年のこの阪神に近い運用になっていくのかなと思いました。

 

 

今回の話は以上です。

次回は、また投球数についてベイスターズの各選手にフォーカスした文章を書きたいと思っています。

お楽しみに。

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